次世代変拍子バンド lical
Mrs.GREEN APPLEやKANA-BOONといったわかりやすい4つ打ちバンドが注目を浴びて売れている昨今。僕は大きな声で言いたい。「lical聞けよ」と。世界変わるよマジで。
licalは大阪中心に活動する4人組バンドである。
平均年齢18歳らしい。やばいな。
変拍子かっこいい。
自身のホームページで「『芸術』を思わせるトリッキーな変則的サウンド」と書いているけどぶっちゃけよくある感じの変拍子である。
そんなにトリッキーでもないし何をもって「芸術」なのかもよくわからない。(österreichのほうがよっぽどトリッキーでキチガイな変拍子してる)
licalの変拍子のすごいところは「変拍子なのにノれる」というところだと思う。
これなんかめっちゃかっこいいけど、どう頭振ったらいいのかよくわからない。(そこがthe cabsの魅力でもあるのだが)
その点に関してはlicalはすごい。なんとなく頭振れちゃうもの。ていうか振りたくなる。
1st epに収録されている「ins」とかシンプルですごい好き。ノりやすい。
ノれる変拍子バンドとしては、いまは見るも無残なtricotがいるけど、僕は全盛期のtricotを継いでくれるバンドだと期待している。
声量とか音程とか歌唱力についてはまだまだ気になるところもあるバンドだけどこれからはねるバンドの1つだと思う。